フリーランスになってから、“自分の人生”について考える時間が増えました。
「自分って何がやりたいんだろう?」
「このままでいいのかな?」
「自分に向いている仕事って、何だろう?」
会社員時代、あれほど渇望した“自由な時間”がいま目の前にあるのに、感じるのは不安ばかり。
広告運用やライター業をすれば、生活はできる。 でも、なんとなくしっくりこない。 「このまま続けていていいのか」と毎日モヤモヤしていました。
別の仕事を始めるにも気力が湧かない。やりたいことも、よく分からない。 「今までちゃんと“自分の人生”を考えてこなかったツケがきたな」──そんな感覚でした。
そんなとき、事業主仲間から言われたんです。
「占星術とか、一度受けてみたら?」
それまで占いにはまったく興味がありませんでした。占星術がなんなのかもよく分かりませんでした。
でも「何かヒントになるかも」という思いで、軽い気持ちでセッションを申し込みました。
……結果、めちゃくちゃいろいろ覆されました。
僕の価値観を壊してくれたセッション内容
まず言われたのは、
- 先生業や講師が向いている
- フリーランスは相性が良い
- 1つに絞るより、複数の仕事を持ったほうが合っている
- 「おかん気質」がある(!?)
いやいや、講師なんて絶対ムリでしょ。 マルチタスク? 苦手だからライターに絞ってやってきたのに…
「おかん気質」に至っては、思わず笑ってしまいました(笑)
でもひとつひとつ、丁寧に説明されていくうちに 「あれ? それっぽいかも…?」と感じる場面がどんどん増えていったんです。
占星術で言われた内容を細かく振り返ってみる
主に“キャリア”を中心に占ってもらったのですが、記憶に残っている範囲でまとめるとこんな内容でした:
- かに座:共感力、繊細さ → 大人になるにつれ“行動力”に変わる
- 6ハウスに太陽:「仕事だから選びがち」な職業 → 医療系やセラピスト系(まさに理学療法士…!)
- MCが蠍座:本質を追求し、人の再生を支える → 研究者・カウンセラー・教師などが適性
- 月が双子座(5ハウス):「ひとりのときの自分」→ 小学生男子みたい。興味が移りやすい・ルールに縛られたくない・マルチタスク向き
- 火星が牡羊座:決断力・無駄を削ってシンプルにする力・体を動かすのが好き → PTっぽい
- アセンダントが山羊座:「他人から見られる自分」→ 真面目・結果主義に見られやすい。でも本質は自由人。だから苦しくなる
これらを聞いて、
「え、自分って一点集中型じゃなかったの…?」
「マルチタスク、苦手だと思ってたのに?」
と、かなり戸惑いました。
いうのも、自分では「一点集中型だ」と思っていたし、実際そうやって努力してきた自負もあります。 でも現実ではあれこれ手を出してしまっていて、結果として器用貧乏みたいになってしまっているのが今の悩みでもありました。
「一点集中すべきなのにできていないから、うまくいってないんだ」と思っていたんです。 だからこそ、「実はマルチタスク向き」という診断は驚きだったし、正直最初は受け入れがたかったです。
なかでも印象的だったやり取りがこちら。
占星術師「人の話を聞きながら作業できますか?」
僕「(いやいや、)さすがにそれぐらいはできますよ」
占星術師「普通の人はできないんですよ」
……え!?
「マルチタスクが苦手」「結果主義者」「1つの仕事を極めなければいけない」と思い込んでいたのは、実は“固定概念”だったのかもと、視界がひらけた感じがしました。
オススメされた方向性
これらの性質を踏まえて、提案された働き方は:
- フリーランス向き
- おかん気質 → 周囲を支えながら盛り上げる(=コミュニティも◎)
- 複数の仕事を持ったほうがいい(=飽きっぽさ対策)
- ガチガチのルールに縛られた仕事はNG(=公務員、税理士事務所など)
- 「結果主義」より、「楽しさ」や「納得感」を重視
そして今の仕事については、
「結果にこだわらずもっと自分の主張を入れていい。クライアントの要望だけでなく、自分らしさも混ぜてみると、仕事がもっと面白くなるかも」
とアドバイスをもらいました。
危うく“真逆の選択”をするとこだった
実はこのセッションを受けたとき、僕はちょうど「公認会計士(会社員)を目指そうか」と本気で迷っていました。
ライターも広告運用も、なんだかしんどくて。 「勉強は得意だし、安定的に高給取りを目指したほうが賢い選択なのでは?」と思い始め、資料請求までしていたんです。
でも、このセッションで
「ルールにがっちり縛られた仕事は向いてない」
と聞いて、ハッとしました。
あぶなかった……。
あのまま突き進んでたら、自分で自分を苦しめていたかもしれません。
今となっては、目指さなかったことにホッとしています。
一点集中じゃなくて、複業でいいんだ
このセッションで、一番大きかった気づきはこれかもしれません。
「やるからには一点集中」
「何かを極めないと意味がない」
「そうじゃなきゃ価値を出せない」
そんなふうに、自分を“狭い枠”に押し込めていたことに気づきました。
でも、むしろ逆だったんです。
「いろいろやっていい」 「楽しそうなことを並行してOK」
そんなふうに言われて、すごく肩の力が抜けました。
実際、今はライターや広告運用をしつつ、 放課後等デイサービスで理学療法士として非常勤勤務もしています。
最近では、占星術やコーチングにも興味が湧いてきて、 「ちょっとかじってみようかな」と思える自分がいます。
てか言われた通り、めっちゃ興味コロコロ変わるじゃん。それに気づいてなかった自分ってけっこうヤバいですね(笑)
まとめ:信じるかどうかより、“気づけるか”が大事
占星術って、「当たる・当たらない」の話じゃないんだなと思います。
僕にとっては、
“思い込み”に気づかせてくれるツール”
でした。
- 教えるのは苦手だと思ってた
- 一点集中しかできないと思ってた
- おかん気質なんて絶対ないと思ってた
でも、そうやって自分で決めつけていたものが、少しずつゆるんでから、 働き方や人生の考え方が、ちょっとずつ柔らかくなってきました。
占星術、受けてみてよかった。
今も模索中だけど、前よりも自分を許せるようになってきた気がしています。
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